租税教室について

千葉県税理士会成田支部が実施する租税教室

当支部では、次世代を担う児童・生徒たちに、税の意義や役割を正しく理解してもらうことを目的に、税理士の社会貢献活動の一環として租税教育に積極的に取り組んでおります。

実施状況

当支部では、平成17年度より小学校6年生の児童を中心に租税教室を毎年実施し、平成23年度以降からは、中学校、高等学校、大学においても実施しております。

実施年度

小学校

中学校

高等学校

大学

実施合計

令和3年度

14校

2校

5校

30校

令和4年度

15校

4校

4校

27校

令和5年度 

 9校 

 3校 

 6校

 ―

18校 

 

 

授業内容

指針

児童・生徒たちに、税について、少しでも興味を抱いてもらえるような授業を心がける。

使用教材

  • 日本税理士会連合会が作成したパワーポイントのテキスト(当支部独自にアレンジして使用)
  • 国税庁作成のDVDアニメ
  • 1億円のレプリカ

授業の進め方

「思いやり」と「私たちが主人公」をキーワードに、児童・生徒たちに「租税の意義・集め方・使い道」について考えてもらいます。

パソコンやプロジェクターを使用し、テキストやDVDアニメをテレビ等の大画面に映し、視聴する中で、税金の種類や、日常生活の中で、何に対して税金が使用されているか、税金がどのように集められているかを理解してもらいます。

視聴だけでは授業内容に飽きてしまうので、児童・生徒たちに対し、質問を投げかけ、回答してもらうなど、工夫を凝らしながら授業を進めております。

 

授業風景

租税教室の授業風景

 

租税教室に参加した、児童・生徒たちの感想

児童
  • 私は税金が消費税しかないと思っていたけど、50種類もあると知ってびっくりした!!
  • 授業を聞く前は、税金はあっても意味がないものと思っていました。けど授業を聞いて、税金がどれほど大切かを知ることが出来てよかったです。
  • 学校、公園、信号など税金で造られていることを、初めて知りました。身近にたくさんあることを知って、すごくビックリしました。
  • 1億円の重さを体験出来てよかった。
生徒
  • 税金というのは迷惑に感じていたが、授業を聞いて税金は大切なものだと思いました。
  • 税金で私達の生活が成り立っていることがわかりました。色々な税があるので調べてみたいと思いました。
  • 所得税など将来働くに当たって必要な知識を身につけられて良い機会でした。
  • もっと税について国民1人1人が意識を持つべきだと思いました。